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ベルリンとニューヨークを拠点として活動する建築家、サム・シャーメイエフ(Sam Chermayeff)の作品集。
ソフトカバーだった初版をリニューアルし、ハードカバーで第二版として再び刊行された。
本書は、作者とコラボレーターたちによって取り組まれた約20年間分の実験的なプロジェクトを振り返る一作。家具パーツの用途や見た目、適合性を再考、再調整している。だが、この「創造物(CREATURES)」は、単純にコンセプチュアルに作られたものではない。日々共に暮らすことを考えて作られており、個人的な気まぐれこそが、おそらく日常生活を過ごすためのあらゆるデザインに対する「最良のガイドである」というアイデアから全ては始まっている。
収録されている写真は、ベルリンとアントワープを拠点とする作家、キュレーターのディーター・ロールストラーテ(Dieter Roelstraete)が寄稿したエッセイと連動している。ロールストラーテは、「human-object interactions(人とものがどう関わるのか)」に焦点を当てた思考である「モノ理論(thing theory)」の文脈の中で、我々に対し作者の作品を通じて語りかける。
作者が抱く「CREATURES」に対する視点と、「モノ」の性質に基づいたロールトラーテの考察との間を行き来しながら我々は本作を見ることとなる。
哲学者のマルティン・ハイデッガー(Martin Heidegger)や作家のフランシス・ポンジュ(Francis Ponge)、詩人のマリーナ・ツヴェターエワ(Marina Tsvetaeva)、作家のカール・オーヴェ・クナウスゴール(Karl Ove Knausgård)のような文化的人物像や、我々の生活において物質は不屈であるという関係性のもと、本書を描いている。スイス人キュレーター、編集者のモリッツ・キュング(Moritz Küng)が編集を手がける。